2021-12-06 雨の、机に座ってこつこつの日
16:31
個人は、そのひとがそのひとのようにある。他人がそれを曲げることはできない。人間は当然社会(他者)と関わるから、そのひとのようにある、ということと社会に対しての振る舞いとを天秤にかけなければならない。
声をかけあって繋がるくらいの規模だったら妥協・調整のできることが、こうしてあらゆる他者/可能性にひらかれたいま、発言や行動をどんなひとにも説明できなくてはいけないような空気がある。それによって視野が広がったり、自分を顧みたりして変えて行けることは幸いだけれど、どんなことも潔白でおさめようなんてそんなことが可能なのかな。
15:03
『ウォークス 歩くことの精神史』を1/4くらい読んだが、ここでいったんマーカーをつけた場所について吟味してみることにする。吟味といっても、その箇所をもういちど読み直してみて、心に浮かぶことを書いてみるというだけだけれど。ある程度の密度に慣れるとそれすらも字面で読んでしまいそうになることがあるので、立ち止まりの時間。 とはいえ、読書をしながら流れてきたいろんな思考が、その気になった箇所を際立たせるわけだから、抜き書きしてみてもあとから読んだらなんだか分からない…ということになりそうなんだけど(とくにこの本は抜き書きしたくなる箇所が長く、多いので)まあそれでも何かの跡にはなりそうだから書いておこうか。